「ハリウッド黄金期の男」アカデミー賞“監督賞” 最多受賞ランキング4位。21回ものノミネートを誇る監督とは?
text by 編集部
90年以上の歴史を誇る映画界随一のビッグイベントであるアカデミー賞。その授賞式が3月12日(日本時間3月13日)に行われる。今回は授賞式が行われる前に、アカデミー賞の主要部門である“監督賞”を一度だけでなく、何度も獲得しているアンビリーバボーな巨匠たちを米colliderの記事を参考に紹介していこう。今回は第4位。
NO.4 ビリー・ワイルダー
アカデミー賞獲得歴
作品賞・監督賞・脚色賞:『失われた週末』(1945)
脚本賞:『サンセット大通り』(1950)
作品賞・監督賞・脚本賞:『アパートの鍵貸します』(1960)
ビリー・ワイルダーは、ハリウッド黄金期を代表する多才な監督・脚本家であり、1940年代〜1950年代にかけて、映画『深夜の告白』や、『お熱いのがお好き』、『サンセット大通り』などの名作を世に送り出した監督だ。
1946年ワイルダー監督は、レイ・ミランドとジェーン・ワイマン主演で、幻覚に怯えるアルコール中毒男の恐怖と苦悩を描いた映画『失われた週末』でアカデミー脚本賞と、監督賞を受賞。
1961年には、ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、フレッド・マクマレイ主演のロマンティック・コメディ映画『アパートの鍵貸します』で再び脚本賞と監督賞を受賞した。ワイルダーは、脚本で13回、監督で8回の合計21回アカデミー賞にノミネートされ、合計5回も受賞している。
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