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1930年12月3日生まれ。フランス出身の映画監督。フランスの映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』で精力的に映画評論を執筆するかたわら、短編映画制作に励み、1959年に『勝手にしやがれ』で長編映画デビュー。実験的な編集テクニックと即興演出、現実のパリを映した大胆なロケーション撮影を駆使して瑞々しい作品を連発。フランソワ・トリュフォー、クロード・シャブロルらとともに、従来の映画文法からはずれた自由な映画づくりを標榜する”ヌーヴェルバーグ”の旗手として脚光を浴びた。豊富な映画史的知識に加え、哲学や政治、芸術全般への含蓄も深く、実験性と娯楽性を兼ね備えた唯一無二の作風で知られる。