映画「2001年宇宙の旅」”SFの金字塔”はどこが凄いのか?<あらすじ 考察 解説 評価 レビュー>
text by 編集部
映画『2001年宇宙の旅』イラスト:naomi.k
2001年宇宙の旅
3.5
- 原題:
- 2001: A Space Odyssey
- 製作年:
- 1968年(アメリカ合衆国)
- 監督:
- スタンリー・キューブリック
- 脚本:
- スタンリー・キューブリック, アーサー・C・クラーク
- 撮影:
- ジェフリー・アンスワース, ジョン・オルコット
- 音楽:
- SF
- 配給:
- MGM
- 上映時間:
- 142分
- 出演:
- キア・デュリア, ゲイリー・ロックウッド, ウィリアム・シルベスター, ダグラス・レイン
アカデミー賞- 特殊視覚効果賞
英国アカデミー賞-撮影賞
英国アカデミー賞-音響賞
英国アカデミー賞-美術賞
- 演出:
- 17点
- 脚本:
- 9点
- 配役:
- 6点
- 映像:
- 20点
- 音響:
- 20点
映画「2001年宇宙の旅」を演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底解説! 巨匠スタンリー・キューブリック監督のSF超大作。キア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルベスター、ダグラス・レインら出演。歴史を変えるこの映画の真の魅力、そしてその結末とは?
2001年宇宙の旅のあらすじ
人類誕生以前の遥か昔、1匹の猿は謎の石碑に触れることで武器の使用を覚える。それから数えきれないほどの月日が経ち、地球の征服者となった人類は文明をさらに発展させ、宇宙開発を進めていた。
宇宙評議会のフロイド博士(ウィリアム・シルベスター)は、文明発達の鍵を握る石碑「モノリス」の調査を依頼される。フロイドは調査隊を組織し、最新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」を搭載した宇宙船ディスカバリー号を木星に向かわせる。調査隊の指揮を任されたのはボーマン船長(キア・デュリア)である。
途中まで順調に思われた木星への旅だったが、モノリスに接近するにつれ予期せぬトラブルが生じる…。