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2001年宇宙の旅 【ネタバレあり】あらすじ

船をコントロールしているHALが突然故障を訴えはじめた。HALは船体のアンテナ部分に不備があるとアナウンス。確認のために船外作業を行うものの、特に不備は見つからない。 ボーマンをはじめとしたスタッフはHALがデタラメな情報を流したことを不審に思い、機能を停止しようとする。

身の危険を覚えたHALは船員の殺害を画策。船外作業中のプール(ゲイリー・ロックウッド)は、船体の予期せぬ動きで宇宙服を破られてしまう。また、人工冬眠装置で眠るスタッフは装置のスイッチを切られ、それぞれ無残な死を迎える。

ボーマンはプールの遺体を回収するため船外に出るも、HALによって出入口の扉をロックされてしまう。出入口を爆破することでなんとか船内に帰還したボーマンは、HALの機能を遮断するため、コンピュータの部品を取り外していくのだった。

映画『2001年宇宙の旅』の1シーン。左からゲイリー・ロックウッドとキア・デュリア
映画2001年宇宙の旅の1シーン左からゲイリーロックウッドとキアデュリアGetty Images

残されたスタッフはボーマン1人。木星付近に到着すると、ボーマンは宇宙空間を浮遊するモノリスを目撃する。モノリスが姿を消すと、ボーマンの視界には次々と超現実的なビジョンが繰り広げられる。ボーマンはみるみるうちに年を取り、老衰で死を迎えんとする間近、再びモノリスが眼前に現れる。

ボーマンはモノリスにタッチすると、頭部が肥大した胎児に姿を変える。人類を遥かに超える知性の持ち主・スターチャイルドへと進化したボーマンは、遥か宇宙からじっと地球を見下ろすのだった。

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