「強くて媚びない女の人が好き」egg専属モデル・みりちゃむが選ぶ、お気に入りの映画5選【私の人生を変えた珠玉の映画たち】
各界で活躍する著名人に「人生に影響を与えた映画」をセレクトしてもらい、その魅力を語っていただくインタビュー企画。今回登場するのは、ギャルメディア『egg』の専属モデルであり、昨今では、お笑い芸人との絡みが神がかりすぎるということで、ギャル界のみならず、そのカリスマ性を遺憾なく発揮しているギャルタレント・みりちゃむさん。そんな彼女が好きな映画とは? (取材・文:ZAKKY)
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【みりちゃむ プロフィール】
『egg』専属のギャルモデル・タレント。20歳。語彙力たっぷりで反射神経抜群な発言と、嫌味のないキャラクターがとっても素敵。
『ギャルの喧嘩上等! 口喧嘩最強ギャルみりちゃむの流儀』
(KADOKAWA・刊/1,980円)絶賛発売中!
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「大体、クズ男って、顔が良いんですよ」
芥川賞受賞作の映画化を斬る!?
『劇場』(2020)
―――又吉直樹の同名小説を、行定勲監督がメガホンを取った作品が、まず、挙がりました。
「小説は読んだことないんですよね~。TikTokか何かで情報が流れてきて、面白そうだなと思い、ネトフリ(Netflix)で観た映画です。感動したと言うかキャラクターの人間味に惹かれました。
主人公・永田は劇団を立ち上げるのだけど、うまくいかなくて…。山崎賢人さん演じる永田が、まあ、クソもクソで(笑)。こういう男いるよねって感じで。ヒロインである沙希(松岡茉優)の部屋に転がりこんで暮らしているんですよ。金もないクズ男を飼っているような内容なのですが…。大体、クズ男って、顔が良いんですよ。あ、山崎賢人さんに怨みがあるわけではないですよ(笑)」
―――アハハ! みりちゃむさんはイケメンがお嫌いなんですか?
「いや、むしろ、基本的には好きで、今までそういう男とばかり付き合ってきたから、そう思うんです。今はそんなクソからは脱却しましたが、4股かけられたこともありましたもん(笑)。だから、イケメンのクソ男と付き合っている沙希を見ていると、昔の自分を見ているみたいで…」
―――ギャハハ!なるほど。普段はどんなタイミングで映画を観ることが多いですか?
「映画を観るためにまとまって時間をとるというよりかは、化粧したり、髪を乾かしたりしている時の合間に観ることが多いですね。ジャンルとしてはアニメが好きです」
―――最近、アニメ映画は観ましたか?
「『ONE PIECE』の映画(『ONE PIECE FILM RED』)を初めて観ましたよ。それこそ、今のクソではない彼氏に誘われて(笑)。『ONE PIECE』自体は今までまともに観たことなかったのですが、普通に面白かったです」
―――恋人の影響で面白さを知るって、いいですね。
「基本、キュンポイントが過剰なくらいの恋愛モノが好きなので、違う趣味の人と付き合うと、特に興味のなかった映画を一緒に観れるのは、発見があっていいかもしれませんね。
あ、でも、映画の趣味は違っていてもOKだけど、話していて面白くない男は嫌いです(笑)」