チャンク役:ジェフ・コーエン
ぽっちゃりした頬と、チャーミングなダンスで観る者を魅了。ジェフ・コーエン演じるチャンクがスクリーンに登場した時に、多くの観客がこのキャラクターに魅了された。
しかし、『グーニーズ』でこの印象的なキャラクターを演じたジェフ・コーエンは、どうやら80年代以降、実質的に俳優業から離れてしまったようだ。『グーニーズ』の後は、『ポパイと息子』(1987年)のフランシス、『Scooby-Dooand the Ghoul School(原題)』(1988年)のグラントの声を担当。
アメリカの映画データベースサイト「IMDb」によると、彼の最後の出演作は、1991年のテレビドラマ『Perfect Harmony(原題)』となっている。それ以来コーエンは、アメリカ、カルフォルニア州ロサンゼルスにある、UCLA法科大学院で法学博士号を取得。ロサンゼルスでエンターテイメントに強い弁護士として成功を収めているようだ。
ちなみに、データ役のクァンの『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の契約を交渉したのは、他ならぬコーエン。クァンの俳優としての復活の影には、『グーニーズ』で共演した同志の助力があったのだ。