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「撮影現場で魂が震えた 」女優・畑芽育、独占インタビュー。映画『…なのに、千輝くんが甘すぎる。』でヒロイン役を好演

text by ZAKKY

3月3日より公開の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』。原作は、「月刊デザート」(講談社)で連載中の亜南くじら氏による人気コミック。人生初の告白に玉砕した高校2年生の如月真綾(畑芽育)。落ち込んでいるところを、陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝彗(高橋恭平)に見られてしまう。千輝彗の提案で “片想いごっこ”をすることになった2人なのだが 。そんな真綾役を演じる、女優の…畑芽育さんに、今作に込めた想いを語ってもらった。(取材、文・ZAKKY)

公式サイト

【畑芽育 プロフィール】

2002年生まれ。1歳から芸能活動を開始。趣味は音楽を聴くこと。特技はダンス。出演作/ドラマ『純愛ディソナンス』、映画『森の中のレストラン』など多数。

「物事に対して真っすぐなところは一緒」
役との共通点は「好きな人ができたら隠せないところ」

写真宮城夏子

―――本作のヒロインである如月真綾役を演じるに当たって、意識したことはありますか?

「役作りに関しては、新城毅彦監督と話し合った上で、原作のコミカルな部分を活かしながらも、過剰にならないように意識しました。とにかく嫌味のない明るい女の子を演じようと心がけましたね」

―――畑さん自身、真綾に似ていると感じる部分はありますか?

「う~ん、まっすぐにひとつの物事に突っ走るところは、似ているかもしれないです。こ
の物語では、“片想いごっこ”とはいえ、その時間は千輝彗くんに対して一点集中しているわけです。同じ立場だったら、私もそうするかも。私も好きな人ができたら、言いたくなってしまうタイプなんです。隠していても、周囲にすぐにバレてしまうので(笑)」

―――“片想いごっこ”を演じてみていかがでしたか?

「“ごっこ”と言いつつも、好きになっていく感覚は、本当に新鮮でしたね! 今までになかったタイプのお芝居だったので。例えば、誰かを好きになる役をやる時は、ストレートに演じると思うのですが、今回は“片想いごっこ”という、疑似恋愛から始まるんです。なので、役作りで悩むこともありましたが、その工程がとても面白かったです」

―――なるほど。撮影現場で体験した印象的なエピソードはありますか?

「高校時代に戻ったかのような雰囲気で、同級生役の皆さんと、本当のクラスメートのように仲良くなりました。エキストラの方々もみんな現役の高校生でしたし、特に小原知花役の莉子さんと、手塚颯馬役の板垣李光人くんと仲良くなりましたね。教室にいるシーンは、とても思い出深いです」

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