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がっかりじゃない?『シン・仮面ライダー』を考察。過激描写続出…ショッカーの描き方は?長澤まさみらキャストも深掘りレビュー

text by 寺島武志

映画『シン・仮面ライダー』がAmazonプライムで配信中だ。豪快キャスト陣の競演が話題を呼ぶ一方。原作ファンからは「がっかりした」という声も聞かれた本作。今回は、石ノ森章太郎の原作漫画へのリスペクトを込めつつ、批判覚悟で『仮面ライダー』をアップデートした監督・庵野秀明の狙いを徹底考察する。(文・寺島武志)

映画『シン・仮面ライダー』あらすじ

本郷猛(池松壮亮)と緑川ルリ子(浜辺美波)が、ショッカーの怪人であるクモオーグ(大森南朋)に追われ、ルリ子は捕らわれる場面から始まる。そこで、本郷がバッタオーグに変身し、ショッカーの戦闘員を瞬く間に倒し、ルリ子を救出して山中に身を隠す。

そこに現れたルリ子の父・緑川弘(塚本晋也)は本郷をプラーナと呼ばれる、人間が持つパワーによって変身する「昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクト」の最高傑作として新たな体にしたことを明かす。

弘はその力を人のために使ってほしいと語るが、そこに出現したクモオーグによって殺される。ルリ子を連れ去ったクモオーグを追って本郷はサイクロン号に乗ってバッタオーグへと変身、「仮面ライダー」を名乗り、クモオーグを倒す。

2人は山中のセーフハウスに身を隠すことになるが、そこで本郷は自分の変わり果てた姿と、超人的な力に驚きと戸惑いを隠せずにいた。そこへルリ子の父・緑川弘博士が現れ、これまでの経緯を説明する。

本郷は、彼が所属する組織のプロジェクトにより、プラーナの力によって新たな身体にグレードアップしたオーグメントとなっていた。そして緑川は、その超人的な力を使い、プラーナを個人のエゴに利用しようとする組織SHOCKERを倒す手助けをしてほしいと頼むのだった…。

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