崖の上のポニョ【ネタバレあり】あらすじ
フジモトは元々人間であったが、地球を破壊する人間が嫌いで海に住む魔法使いとなった。フジモトは忌々しい人間の時代を終わらせるために、海底にある家の井戸に“命の水”を蓄えていた。井戸の水が一杯になると、再び海の時代になる。
ポニョは宗介の元へ帰るために、フジモトの目を盗んで逃げ出そうとする。しかし、その拍子に井戸へ海水を注ぎ込んでしまった。魔法の力が増大したポニョは人間の姿に変身し、激しい嵐と津波を引き起こして、再び宗介に会いに行く。
その頃、フジモトは「ポニョが世界に大穴を開けた!このままでは世界が破滅する」と慌てていた。しかしグランマンマーレは「ポニョを人間にしてしまえば、魔力をなくすことができる」と提案する。しかしそれには宗介の気持ちが変わらないことが条件だった。
宗介の愛が続くかぎりポニョは人間でいられるが、それが消えてしまえばポニョも海の泡となって消えてしまう。
嵐が去った後、宗介の母・リサは宗介とポニョを家に残し、勤め先の老人ホーム「ひまわり園」の様子を見るために出かけていった。翌朝2人が目を覚ますと、世界は海底に沈んでいた。宗介とポニョは、ポニョの魔法で大きくしたおもちゃの船に乗り、リサを探しに出かける。
その途中、ポニョは疲れて眠ってしまい魚の姿に戻ってしまう。そこへフジモトがやってくると、2人を海底に沈んだひまわり園に連れて行く。そこには、グランマンマーレとリサが待っていた。グランマンマーレは宗介に「心からポニョのことを好きか?」と聞き、ポニョには「魔法の力を失っても人間になりたいか?」と聞いた。
2人の気持ちを確かめたグランマンマーレは、ポニョに人間になる魔法をかけた。宗介がポニョにキスをすると、ポニョは5歳の女の子に変わった。