ポルコはなぜ豚に…その深い理由とは? 映画『紅の豚』徹底考察。 実在するヒロイン・フィオのモデルは? 宮崎駿の演出も解説
text by 編集部
ジブリ映画『紅の豚』をあらすじ(ネタバレあり)、演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で徹底解説。当初は30分の短編お色気コメディだった?宮崎駿の考えるダンリズムとは?歌手の加藤登紀子があるセリフでNG36回?本作の魅力を多角的な視点で明らかにする。<あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー>
映画『紅の豚』のあらすじ
真っ赤な戦闘飛行艇“サボイア”を操る豚のポルコ・ロッソは、「紅の豚」と呼ばれ、空中海賊から恐れられているパイロット。かつては人間の姿をしていたが、自らに魔法をかけ、豚の姿になった。
人間だった頃はイタリア空軍のエースだったが、現在は空賊退治で賞金を稼ぎながら、アドリア海の小島で気ままに暮らしている。
ある日、幼馴染のジーナが営むホテル・アドリアーノを訪れたポルコは、空賊が雇った用心棒・カーチスに出会う。カーチスは、ポルコを倒すことを目論んでいた…。