第2話『離脱る/死を呼ぶ水晶振り子! 変人vs美少女』
一人暮らしの老婦人が、何者かによって自宅で殺害された。被害者宅からは金の延べ棒が紛失しており、強盗殺人の線が濃厚だ。遺体発見の当日、女子高生の真瀬加奈子(川口春奈)は、祖母から貰い受けた水晶の振り子を使い、老婦人の飼い犬の死骸を発見。死骸は被害者宅から遠く離れたところで見つかった。
加奈子はどんなことでも振り子の指示によって決めるという。岸谷から事件の相談を受けた湯川は、加奈子が駆使するタウジング(地下に隠れた物を、棒や振り子などの動きによって感知する手法)に興味を抱き、事件の調査に乗り出すのだが…。
第2話のゲスト出演者は川口春奈
第2話のゲスト出演者は、不思議な振り子を使う女子高生・加奈子に扮した川口春奈。タウジングに似た手法を使い、老婦人殺人事件の犯人が、行きつけのパン屋の主人であることを的中させた。犯人が捕まったのは朗報だが、科学の信奉者である湯川にとって、解くべき謎は加奈子が駆使するタウジングにある。
湯川によると、振り子を動かしているのは加奈子の潜在意識である。実のところ加奈子は、事件当日に、パン屋の主人が生き物に似た何かをゴミ箱に投棄しているのを目撃していたのだ。
彼女はパン屋の主人に好感を寄せていたため、現実を受け入れることができず、告発する気持ちを抑圧。しかし、彼女の潜在意識はタウジングとして表れ、真実を告げ知らせることになった。