第4話『曲球る/姿なき侵入者と魔球の謎! 遠隔放火』
プロ野球選手の柳沢忠正(田辺誠一)の妻・妙子(中田有紀)が火事によって死亡した。火の元はストーブである。かねてから忠正は妙子の浮気を疑っており、夫婦仲は悪かった。
忠正に疑いの目が向けられるが、彼にはアリバイがある。事件発生時、忠正は練習パートナーである宗田と、科学実験のアドバイザーである湯川が見守る中、投球練習に励んでいたのだ。忠正は球団から戦力外通告を受けばかりであり、プロテストの準備をしている。
警察の調査により、火事の原因は事故であると断定された。しかし、忠正は警察の発表に疑いを持っており、事件のことが気になってプレーに身が入らない。疑念を拭いきれない忠正は、湯川にさらなる調査を依頼するのだが…。
第4話のゲスト出演者は田辺誠一
第4話のゲスト出演者は、崖っぷちのプロ野球選手に扮した田辺誠一。妻を殺したのは彼女の不倫相手ではないかと疑うも、湯川の推理によって、不慮の事故が原因であることが判明。
また、妻の妙子は不倫をしていたのではなく、プライドの高い夫に内緒で、台湾のプロ野球リーグの関係者にコンタクトをとり、夫が野球の道を諦めないように、裏で根回しをしてくれていたのだった。
遅まきながら妻の思いに気づき、涙を流す忠正。湯川のサポートによって見事テストを合格し、球界に復帰することになり、めでたしめでたし。