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映画『シン・ゴジラ』【ネタバレあり】あらすじ

矢口は「巨大不明生物特設災害対策本部」のリーダーに任命された。アメリカ政府の使者であるカヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)が急遽来日し、矢口と作戦を共にすることに。カヨコは巨大生物の正体を明らかにした。それは、大昔から存在する深海生物が放射能の影響で巨大化した姿だった。

かねてより、一部の学者の間で調査の対象となっていたその生物の名は「ゴジラ」。矢口は各分野のスペシャリストを招集し、ゴジラ対策を思案。作戦は「ゴジラの体内に血液凝固剤を投入し、身動きを封じる」といった内容である。

ゴジラは再び街に上陸。身体はさらに2倍ほど大きくなっている。自衛隊の戦闘機は、爆撃を仕掛けるが、ビクともしない。その後、米軍が加勢。米軍機の高性能爆弾によって、初めてゴジラの体に傷をつけることに成功する。しかし、怒ったゴジラは口から炎を吐き出し、背中から光線を放出することで反撃。米軍機を次々と撃墜し、港区、千代田区、中央区といった首都中枢は火の海になる。

そんな中、永田町の首相官邸から避難する途中だった、内閣総理大臣を始めとする主要閣僚が、ゴジラの攻撃によって死亡する。代理の首相が立てられ、政府の拠点は立川に移された。政府は国連の了承を取り付け、核兵器を使って事態を収拾させようとする。

矢口は核兵器の使用に反対し、あくまで血液凝固剤を用いた作戦を押し通そうとする。そんな折、ゴジラの免疫機能を低下させる抑制剤が開発される。ゴジラの体内に血液凝固剤と免疫抑制剤を同時に投与すれば、勝機がある。矢口は「ヤシオリ作戦」なる軍事作戦を考案し、自衛隊と米軍の合同軍が実行することになった。

合同軍は、ゴジラの光線攻撃を防ぐため、無人機を駆使して、ゴジラの体に絨毯爆撃を仕掛けた。その上、ゴジラの足元にある建物を爆破し、衝撃波によって転倒させることに成功。ポンプ車が接近し、ゴジラの口内に向けて血液凝固剤を放射するのだった。

合同軍による決死の作戦が功を奏し、ゴジラの体は凍結し、数週間に及ぶ未曽有の災害は終りを告げた。幸いにも、ゴジラが撒き散らした放射性物質はそれほど強くなく、人体への影響は少ない。

ゴジラへの核攻撃は一旦中止されたが、今後ゴジラが再び動き出した場合は、今度こそ問答無用に行使され、今後東京には人が住めなくなるかもしれない。矢口はゴジラの姿を見つめながら、日本の未来に思いを馳せる。一方、ゴジラの尻尾にはトカゲと人間を合体させたようなフォルムの生物が複数存在しており、今にも産出されようとしていた。

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