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映画「アメリカの夜」ヌーヴェルヴァーグの天才によるフランス映画 珠玉の音楽を手がけたのは?<あらすじ 考察 レビュー>

text by 編集部

アカデミー賞 - 外国語映画賞受賞
英国アカデミー賞-作品賞、監督賞、助演女優賞
フランス映画批評家協会-作品賞
全米映画批評家協会賞-作品賞、監督賞、助演女優賞
ニューヨーク映画批評家協会賞-作品賞、監督賞、助演女優賞

演出:
16点
脚本:
13点
配役:
14点
映像:
13点
音響:
16点

映画「アメリカの夜」の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。ヌーヴェルヴァーグの申し子・フランソワ・トリュフォー監督作品。ジャクリーン・ビセット、ヴァレンティナ・コルテーゼ、ジャン=ピエール・オーモン、ジャン=ピエール・レオ、アレクサンドラ・スチュワルトら出演。アカデミー外国語映画賞受賞、フランス映画の傑作群像劇。映画の魅力がたっぷりつまった名作の見どころをたっぷりご紹介。

アメリカの夜のあらすじ

フランスの撮影所では、とある恋愛映画の撮影が行われている。映画のストーリーは「新妻が夫の父親と恋に落ちる」というものだ。父親に妻を寝取られる男は、青年・アルフォンス(ジャン=ピエール・レオ)、父親役はアレキサンドル(ジャン=ピエール・オーモン)が演じ、監督はフェラン(フランソワ・トリュフォー)が務める。

撮影は順調な滑り出しを見せるが、主人公の新妻を演じるハリウッド女優・ジュリー(ジャクリーン・ビセット)は、多忙につき、未だスタジオに姿を現していない。プロデューサーは主演女優を別の者に変えてはどうかと、フェランに提案するが、聞き入れられない。

男優2人はそれぞれ女性トラブルを抱えている。アルフォンスは女性スタッフのリリアンに恋心を抱いているが、彼女はすげない態度を見せる。一方のアレキサンドルは、若い頃はプレイボーイとして知られ、妻役のセブリーヌ(ヴァレンティナ・コルテーゼ)とはかつて男女の関係にあった。

撮影が進行するにつれて、様々な問題が生じる。セブリーヌは家族との関係が上手くいっておらず、精神的に不安定である。NGを連発し、上手く芝居ができない原因をスタッフに責任転嫁し、傍若無人な態度をとる。また、秘書役の女優は妊娠を隠しており、プールのシーンでは「水着を着たくない」と駄々をこねる。

そんな中、ハリウッドでの撮影を終えたジェリーが、夫のネルソンと共にスタジオにやってくる…。

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