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映画史に残る大傑作。後味が悪いと評判…その理由は? 映画『ショーシャンクの空に』考察。 基となった実話、結末と名言も解説

text by 編集部
映画『ショーシャンクの空に』のワンシーン。 アンディ役のティム・ロビンス(左)とレッド役のモーガン・フリーマン(右)【Getty Images】

映画『ショーシャンクの空に』のワンシーン。 アンディ役のティム・ロビンス(左)とレッド役のモーガン・フリーマン(右)【Getty Images】

ショーシャンクの空に

4

演出:
15点
脚本:
18点
配役:
17点
映像:
15点
音響:
15点

映画『ショーシャンクの空に』を、あらすじ(ネタバレ)、演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で解説。ティム・ロビンス、モーガン・フリーマンらが出演。主人公の心に残る名言に注目。冤罪から真の犯罪者となり後味が悪いとも評される本作。絶望と希望の対比を描くこの映画の真の魅力とは?<あらすじ 解説 キャスト 評価 レビュー>

映画『ショーシャンクの空に』のあらすじ

映画『ショーシャンクの空に』のワンシーン。 トミー役のギル・ベローズ【Getty Images】
映画ショーシャンクの空にのワンシーン トミー役のギルベローズGetty Images

1947年、優秀な銀行員のアンディ(ティム・ロビンス)は、妻とその愛人を殺害した疑いをかけられてしまう。アンディは無実を主張するも、終身刑を言い渡され、暴力が横行する劣悪な環境のショーシャンク刑務所に服役することになる。

一方、ショーシャンク刑務所に長年服役する“調達屋”のレッドと呼ばれる囚人(モーガン・フリーマン)が、何度目かの仮釈放審査を受けていた。自分がいかに更生したかを訴えるも、無残にも却下されてしまった。

刑務所に服役したアンディは、孤立していた。しかし鉱物採集の趣味のため、調達屋のレッドに小さなロックハンマーを注文する。そのことをきっかけにアンディとレッドは仲を深めていくことになり、他の囚人にも受け入れられていった。

それと同時に刑務所内で幅を利かせる囚人のボグズ(マーク・ロルストン)とその仲間により性行為を強要され、常に痛めつけられていた…。

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