3.メイヴ、実母をソーシャル・サービスに通報(シーズン2 エピソード8)
本作の登場人物の中で、一番尖ったキャラクターと言える“メイヴ”は、親のサポートを受けてすくすくと成長する10代ではない。彼女は、難しい環境に生まれ、自分を自分で育て、成長することを余儀なくされている。
このシーンは、薬物中毒に陥る実の母親が、その悪い習慣を断ち切ると宣言したものの、再び薬物を使用している疑いが生まれ、娘である自身が、ソーシャル・サービスに母を通報する、複雑なシーン。
胸が張り裂けそうになるこのシーンは、メイヴが自身の未来を切り拓くために、そして、母親のために、厳しい決断を下したヒロインのメイヴの環境の過酷さを物語ったシーンとなった。