人気ドラマ『プリズン・ブレイク』が打ち切りになった理由について、ファンの間でいくつかの説が囁かれている。フォックス放送からNetflixへと広がり、多くの人気を得た同作のシーズン6放送の可能性や、打ち切り理由とは？ 現地のメディアを参考にお伝えしていく。

『プリズン・ブレイク』の打ち切り理由とシーズン6制作中止の裏側とは？

人気サスペンスドラマ『プリズン・ブレイク』は、フォックス放送で5シーズンまで放送され、数多く存在するテレビドラマの中でも最もスリリングな番組の1つと呼ばれた。その後、続編となるシーズン6放送の可能性について、ファンの間ではいくつかの噂が立っていた。

カナダのニュースサイトであるScreen Rantによると、シーズン5は以前の1〜4シーズンと比べると成功には程遠い結果となったようだ。

このドラマは4シーズンの放送で多くのファンを魅了し、その9年後にシーズン5が公開されてある種のリブート（再起動）を果たすが、このリブートは失敗に終わった。シーズン4では視聴率の落ち込みが原因で打ち切られるとの憶測があったが、実際は制作上のクリエイティブな問題により打ち切りが決定したという。

当時、アメリカのテレビネットワークであるフォックス放送の社長ケビン・ライリーは、同作について「遊び尽くした」、「すべてのストーリーを語り尽くした」と、記者団に語っていた。

脚本家たちも、シリーズを論理的に進める場所がもう存在しないと感じ、一時は、『プリズン・ブレイク』シーズン6の企画があったものの、シーズン5の失敗から学んでフォックス放送はシーズン6の制作を中止。脱獄しても新しい刑務所に放り込まれるというストーリーのサイクルは、長丁場には向かなかったようだ。

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