原作とどこが違う…? 主人公はなぜ狂った? 映画『シャイニング』徹底考察。なぜ人気? 双子の正体、血の洪水の意味も解説
text by 編集部
映画『シャイニング』このシーンは様々な映画でオマージュとして使用されている【Getty Images】
シャイニング
3.5
- 原題:
- The Shining
- 製作年:
- 1980年(アメリカ)
- 監督:
- スタンリー・キューブリック
- 脚本:
- スタンリー・キューブリック, ダイアン・ジョンソン
- 撮影:
- ジョン・オルコット
- 音楽:
- ベラ・バートック, クシシュトフ・ペンデレツキ, ウェンディ・カーロス, レイチェル・エルカインド, ジョルジュ・リゲティ, トニー・バートン
- 配給:
- ワーナー・ブラザース映画
- 上映時間:
- 119分
第8回サターン助演男優賞(スキャットマン・クローザース)
- 演出:
- 15点
- 脚本:
- 13点
- 配役:
- 15点
- 映像:
- 15点
- 音響:
- 12点
映画『シャイニング』演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底解説! スタンリー・キューブリック監督による、いわくつきのリゾートホテルを舞台にしたホラーの金字塔。ジャックニコルソンらが出演。この映画の真の魅力、過酷な現場、絵画のように美しい演出などを徹底解説。<あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー>
シャイニングのあらすじ【ネタバレなし】
冬の間、豪雪により閉鎖されるロッキー山上にあるホテル。そこではかつて、精神に異常をきたした管理人が家族を皆殺しにした上自殺するという事件が起こった、いわく付きのホテルだった。そこへ、小説家志望で現在は求職中のジャック(ジャック・ニコルソン)とその一家が、新たな管理人としてやってきた。
ホテルのオーナーは、ずっと缶詰めになっていると精神に異常をきたしてしまう可能性があることと、事件のことを説明した。それでも誰にも邪魔をされずに小説が書ける環境は、ジャックにとって好都合であったことから、仕事を引き受け、さっそく妻のウェンディ(シェリー・デュヴァル)と、息子のダニー(ダニー・ロイド)と共にホテルに住み込み始めるのだが…。