「Netflixの息子」と呼ばれるイケメンスター
ソン・ガン 송강
1994年生まれ。20歳の時に観た映画『タイタニック』(1996)のレオナルド・ディカプリオに憧れて俳優を志す。
2017年に『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でデビュー。『恋するアプリ Love Alarm』(2019)では1200倍のオーディションを突破して役を射止め、家族関係が希薄で孤独を抱えた男子高校生を繊細に演じて人気に火が付いた。
翌年、『Sweet Home-俺と世界の絶望-』の世界的ヒットで瞬く間にスターに。出演したNetflix作品が立て続けにヒットしたことから、「Netflixの息子」と呼ばれ始めたのもこの頃。
2021年の『わかっていても』ではハン・ソヒ演じる美大生を翻弄するモテ男パク・ジェオン役。どこか影のあるミステリアスな雰囲気をまとったこの役でファンが激増し、ハン・ソヒとのラブシーンも大きな注目を集めた。
『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』(2022)でパク・ミニョンと年の差ロマンスを繰り広げたあとは、2023年11月にスタートしたファンタジーラブコメディ『マイ・デーモン』でキム・ユジョンと共演。財閥令嬢と恋に落ちる悪魔という役に挑み、色気を増した姿を披露した。
先日、4月2日に軍入隊することを発表したが、兵役前最後に出演した作品『Sweet Home-俺と世界の絶望- 』は今夏Netflixで公開予定だ。
【おすすめ作品】
『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』(2021) ※Netflixで配信中
バレエダンサーを目指す23歳のイ・チェロク(ソン・ガン)が通うスタジオに、70歳のシム・ドクチュル(パク・イナン)がやって来て入門を願い出る。なんとしてもバレエを習いたいと粘るドクチュルの熱意に折れたスタジオのオーナーは、スランプに陥っていたチェロクにドクチュルの指導係になるよう命じる。「老人がバレエを踊れるかよ」と毒づくチェロクだったが、ドクチュルの真っすぐで温かい人柄に触れるうち、彼の中で何かが変わっていく。
ソン・ガンは器械体操選手だった父親譲りの恵まれた体格で運動神経が抜群。だが、バレエの経験はなかったため、撮影が始まる約半年前から習い、本番に備えたという。一日に数百回もターンの練習に励む日が続いたこともあったとか。そんな彼の努力が垣間見られるバレエシーンは必見だ。