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映画「ブラック・スワン」衝撃の展開と狂気のラスト…その評価は?<あらすじ 解説 考察 レビュー>

text by 編集部
映画『ブラック・スワン』イラスト:naomi.k

映画『ブラック・スワン』イラスト:naomi.k

ブラック・スワン

3

アカデミー賞 - 主演女優賞
アメリカ映画協会 - ムービーズ・オブ・ザ・イヤー
英国アカデミー賞 - 主演女優賞
衣裳デザイナー組合 - 映画衣裳デザイン賞(コンテンポラリー部門)
ゴールデングローブ賞 - 主演女優賞(ドラマ部門)
インディペンデント・スピリット賞 - 作品賞、監督賞、主演女優賞、撮影賞
サターン賞 - 主演女優賞、助演女優賞
ヴェネツィア国際映画祭 - マルチェロ・マストロヤンニ賞

演出:
12点
脚本:
11点
配役:
15点
映像:
14点
音響:
13点

映画「ブラック・スワン」をあらすじ(ネタバレあり)、演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底解説! ダーレン・アルロフスキー監督による衝撃の問題作を評価、採点、レビュー。ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダーら出演。この映画の真の魅力、そしてその結末とは?

ブラック・スワンのあらすじ

ニューヨークの名門バレエカンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、スターダムに立つために、血のにじむような努力をしていた。かつてバレエダンサーを目指していた母親のエリカは、叶わなかった自身の夢を娘に仮託している。

劇団は次回公演の準備期間に入る。演目は「白鳥の湖」である。演出家のトマ(ヴァンサン・カッセル)は、長らくトップバレリーナであったベス(ウィノナ・ライダー)に引導を渡し、若手から主役を抜擢すると発表。新人のリリー(ミラ・クニス)やヴェロニカ(クセニア・ソロ)と共に主役候補に挙げられたニナは、寝る間も惜しんで練習に励む。

そんな折、ニナは風の噂で主役がヴェロニカに決まったと聞き、トマと直接面会し、演目に駆ける思いを吐露する。そんなニナに対し、トマは突然キスをする。ニナは突然のことに驚き、トマの唇を噛んでしまう。主役就任は絶望的かと思いきや、トニが主役に求めていたのは、ニナが咄嗟に見せた、なりふり構わない攻撃性であった…。

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