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映画『ミッドサマー』不愉快なのに引き込まれる…。前代未聞の“明るいホラー”の魅力を徹底分析<あらすじ 解説 考察 評価>

text by 編集部

演出:
16点
脚本:
14点
配役:
15点
映像:
14点
音響:
14点

映画「ミッドサマー」をあらすじ(ネタバレあり)、演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底解説! アリ・アスター監督の第二作目の評価、採点、レビュー。フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ヴィルヘルム・ブロングレン、ウィル・ポールター、ビョルン・アンドレセンら出演。この映画のストーリー、そしてそこに隠された真の意味とは?

映画『ミッドサマー』あらすじ

アメリカの大学で心理学を専攻しているダニー(フローレンス・ピュー)には辛い過去がある。精神障害を患っていた妹が両親を道連れに自殺したのだ。ダニーの彼氏・クリスチャン(ジャック・レイナー)は、ダニーの心の支えとなっていたが、近ごろは彼女の存在を重荷に感じている。

翌年の夏。ダニーはクリスチャンと共に参加したパーティーで、スウェーデン人留学生・ペレから興味深い話を聞く。ペレの故郷である「ボルガ村」では、90年ぶりに夏至祭りが行われるというのだ。ダニーとクリスチャンは、ペレと共にスウェーデンに渡り、お祭りへの参加を決めた。ボルガ村を訪れるのは、ダニー、クリスチャン、ペレに加え、クラスメイトのジョシュの4人である。

ボルガ村に着いた。豊かな森林と見晴らしのいい草原が広がり、神秘的なムードが漂っている。白い服に身を包んだ村民たちも極めて友好的であり、ダニーはすっかり村を気に入る。ペレの知り合いとも交流を深めていく中、その1人であるイングマルという青年からマジックマッシュルームを渡された。ダニーは麻薬効果で死んだ妹の幻覚を見る。お祭りを満喫するダニーだったが、カルト宗教の祭典であると知り、警戒を強めていく。

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