映画「翔んで埼玉」クレーム来るほど面白い? ひどい? 原作漫画との違いを考察<あらすじ キャスト 解説 評価 レビュー>
text by 編集部
映画「翔んで埼玉」をあらすじ(ネタバレあり)演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で徹底解説。魔夜峰央による人気漫画を二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介ら異色キャストで実写化。埼玉県民からのクレームが危惧された本作はひどい? それとも面白い? 2023年に続編が公開予定の本作の真の評価を多角的な視点から明らかにする。
翔んで埼玉 あらすじ
埼玉県越谷市に住む菅原愛海(島崎遥香)は結婚のため、上京する予定である。婚約者一家との対面の日。愛海は両親の運転する車に乗っている。カーラジオからは「埼玉解放の伝説の人物・麻実麗」の物語が流れる。
その昔、埼玉県民は東京都民からの差別に苦しんでいた。埼玉県と東京都の自由な往来は許されておらず、上京するにはパスポートが必要である。不法入国した者は、法によって厳しい処罰が下されるのだった。
東京の超名門校・白鵬堂学院に麻実麗(GACKT)というイケメン男子が転校してくる。海外からの転校生である麗は初日から人気者になるが、埼玉県出身のいじめられっ子グループを擁護したことで、生徒会長の壇ノ浦 百美(二階堂ふみ)に目を付けられる。